miharu OSHIMA パリ通信

02.『9月はハッピー・ウェディング!』

8月のヴァカンス時期があけると、静かだったパリが少しずつ活気を増してくる。街が序所に動き出すような空気を感じる9月。

日本で過ごした夏休みの余韻が残るまま、さあ新しいパリでの日々の始まり!

秋の気配がする気持よい晴れた日の、ブライダルの仕事で始まった。朝5:00に起きて、パリ郊外にある新婦の家に、7:00到着。2時間かけて、新婦とそのお姉さんの2人を、メイクさんと一緒に仕上げる。2時間といっても、ヘアメイクするスペースが準備されていない、仕上げられる本人が準備できていない、などと、必ずなにかとスムーズに仕事が進められない。だから2時間は予定しておく。
この日も、お姉さんは寝坊をした、と言って時間ギリギリに到着、10分ほどでロー・シニヨンを仕上げた。

新婦のシウランさんは、フランス育ちのラオスと中国のハーフで、新郎はフランス人。彼女の感覚はまったくのフランス人だが、結婚式となると、両親の国の伝統と、フランスの伝統を混ぜたスタイルの式だそうだ。

フランスの結婚式の流れは、午前中に市役所にて、近い親戚友人などを招いて公式の結婚式をあげ、その後写真会、そして夕方からは大勢を招いた結婚パーティー。ヘアメイクは、午前の式と夕方のパーティーの2スタイルを頼まれる事が多い。

この日は、交通の便が悪い郊外という事もあり、写真会のリタッチなども含めて1日中ウエディングにおつきあい。

様々な人種が住むパリでウエディングの仕事をすると、それぞれの国のしきたりを見る事ができる。普段はみな、同じ学校へ行き、仕事場を共にし、フランス語で会話していても、結婚式となると、それぞれの親の国のしきたりや伝統を大切に守っている。

文化や言葉が共通となり人種どうしの境目が少なくなる事は良いが、それぞれの国の深いしきたりを守る事も大切だと感じる。

午前中には、新婦が待つ飾られた部屋に、新郎がお札をもってドアに迎えにくる儀式が賑やかに行われた。大勢の家族/友達との賑やかなティー・セレモニーでは、おいしい中華とラオス料理。

写真1つ目

そして車のクラクションをうるさいほどならしながら、市役所へ。

写真2つ目

トップにボリュームをつけた、片方のロー・シニヨン

写真3つ目

真っ赤な『囍』はハート型。
シウラン、お幸せに!

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