miharu OSHIMA パリ通信

05.『香港の写真家ウィン・シャのシネマ的なヴィジョン』

5月1週目を除いて、今月はノンストップで仕事が入り、ブログをアップする間もなく5月がすぎてしまった。

TVコマーシャル、結婚式、ホテル、香水の記者発表会、ファッションカタログに広告など、様々なジャンルの場に足を運び、様々なクリエーター達に出合った。

現在、ファッション界で大活躍をしはじめている香港の写真家、ウィン・シャの撮影に、ヘアスタイリストのセブ・バスクルのアシストとして立ち会う事になった。ウィン・シャは、ウォン・カーウァイ監督の映画「ブエノスアイレス」のスチール写真によって世界に名を馳せ、すでに日本でも数回写真展を開いている。
彼の撮影に立ち会うのは2回目だが、彼独特のライティング技術によってつくられるイメージは、映画の1シーンのようにドラマチック、幻想的でメランコリック。
これまでに出合った欧米の有名カメラマンには見た事のない、色や質感を出すマジシャンのようだ。

プラチナ・ブロンドにパンクなセミロングの、韓国人モデルSoo Jooのヘアは、初めにシックなアップスタイルにしてみた。薄暗く、何本ものキャンドルがともされたクラッシックな演出の中で、スタイリングは結構ゴージャスなドレスとアクセサリーなので、ヘアスタイルは逆に崩した方が良い、とセブは提案。カメラマンとスタイリスト、共に同感で、結果はこのように毛先がツンツンと出た、無造作なローシニヨン。

写真1つ目

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